海外インターネットビジネス動向


News Volume 119 2010年8月17日

メルマガの開封率とクリック率の現状と改善法


不景気な2009年にも、米国企業で予算が増えた分野を知っているでしょうか?

その分野の一つは、ソーシャルメディア

ソーシャルメディアという言葉に馴染みがない人がいるかもしれないので、ネット事典のウキペディアの「ソーシャルメディア」の項に書かれていることをご紹介しておきましょう。

『ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである。

ソーシャルメディアは、インターネットやウェブに基づく技術を用いて、 ブログやtwitterのつぶやきのような一方方向の独り言を多くの人々に伝えることによって、 多数の人々が参加する双方向的な会話へと作り替える』

確かに、私たちの周りでも、TwitterやFacebookが話題になっていますよね。

これらをビジネスに活用しようという動きは、国内外でも活発ですが、

これだけ話題のソーシャルメディアとともに、

予算が増えているのが「メールマーケティング」の分野です。



▼ 改めて注目されるメルマガの配信

あなたの会社でも、メールマーケティングが改めて見直されているでしょうか?

ただ、単にメールマガジンを発行するという従来からの方法だけではなく、

最近では動画と連動させたメルマガの発行によって

メルマガの配信効果を高めようという動きも強くなっています。

ブロードバンド環境で、インターネットを利用するネットユーザーが増えたことで、動画を閲覧するネットユーザーが増加しています。このことを背景に、動画とメルマガを連動させることで、メルマガの配信効果を高めることができたという成功事例が生まれ、メールマーケティングに予算を増やす企業が徐々に増えているのです。

あなたも、Youtubeやニコニコ動画を閲覧する機会が結構あるのではないでしょうか?

動画を閲覧することに慣れてきたネットユーザーは、メルマガで動画が紹介されていると、思わずそのメルマガを開封し、動画を閲覧するために、メルマガ内のリンクをクリックすることになります。

この行動が、メルマガの開封率とクリック率の改善に期待されているのです。



▼ 米国企業にみるメルマガの開封率やクリック率

今回は、米国のMailerMailer社の調査結果をご紹介しましょう。


Email Marketing Metrics Report


この調査によると、最近のメルマガに関連した各種の数値は以下の通りです。


  • メルマガの開封率: 11.2%
  • メルマガのクリック率: 1.6%
  • メルマガの不達率: 1.4%

これらの数値は、あくまでもさまざまな業界の平均値であるため、

業界によって、これよりも高い数値を示しているケースもあります。

ただし、全般的にメルマガの開封率が下がってきたことは確かです

メルマガの開封率は、htmlメールを配信することで、そのhtmlメールに含まれている画像の表示回数により算出されるのですが、最近はスパムメール等の防止にために画像が表示しない設定にしているネットユーザーが増え、正確なメルマガの開封率を算出しにくくなっているというのも確かです。

しかし、自社が配信できる総読者数がなかなか増えないなどの現状から、いつも同じ読者にメルマガを配信することになり、徐々に開封率やクリック率が下がっているということも考えられます。

この現状を打開するために、各社工夫しながら、

メルマガの開封率やクリック率を上げることに必死なのです。

これは、不景気という経済的理由に大きく影響されています。

景気が良い時には、広告予算が増え、自社で扱う商品やサービスを紹介するために、さまざまなタイプの広告を利用することができました。

ところが、広告予算が削られている現状では、

商品やサービスの販売に直接結び付く広告が利用できなくなるばかりではなく、

メルマガの読者を増やすための広告も利用することができません。

これでは本当に悪循環です。

広告が利用できなくなると、お客様にコンタクトすることができる、メルマガの存在価値がどんどん高くなるのも頷けます。

不景気で多くの広告予算を使うことができない時期だからこそ、

メルマガに大きな期待が集まっているため、予算が増える貴重な分野になっているのです。

ところが、前述のように、メルマガの開封率もクリック率も下がっているのが現状です。

貴重な資源として、「メルマガを利用したい」にもかかわらず、

メルマガの効果が下がっている。

今までと同じことをしていたのでは、効果を上げることができない。

このようなことが背景にあり、

前述のような動画と連動させるようなメルマガの配信を行なう企業が増えているのです。



▼ メルマガの開封率やクリック率を改善する方法とは

言葉だけで商品を買って欲しいと説得するよりも、音楽や声の抑揚によって商品販売の効果的なプレゼンテーションを行なうことができる動画を上手く利用することで、メルマガの開封率・クリック率を上げて、最終的な売上増に結び付ける。

このような仕組みが新たな形として注目されています。

自社の商品やサービスを紹介する動画の作り方は、

動画作成方法」などの検索語で調べてみると、

いろいろな役立つ情報を簡単に見つけることができます。

それらの情報を参考に、お客様が思わず買いたくなる、利用したくなる動画をぜひ作ってみてください。

また、メルマガの開封率やクリック率を上げるための工夫は動画だけではありません。

たとえば、クーポンキャンペーンを実施することで、メルマガの開封率やクリック率を上げることも可能です

クーポンの利用法についても、「クーポン作成方法」などの検索語で、必要な情報を見つけてみましょう。

クーポンの特典内容(割引や増量など)、割引率、額面、デザインなどの組合せによって、クーポンの効果にかなりの差が生じます。あなたの会社で扱う商品・サービスにとって、どのようなクーポンキャンペーンを実施すると最大の効果を発揮することができるのか。

あなたの工夫次第で、メルマガの配信効果を上げることが十分にできるはずです。

もし、メルマガの配信効果が下がっていることに悩んでいるのなら、

まだまだ工夫が足りないということでしょう。



■「メルマガの開封率とクリック率の現状と改善法」のむすび

今回のコラムの執筆にあたり、

メールマーケティングに関連する検索キーワードがどの位検索されているかを、

グーグルのキーワードツールを利用して事前に調べてみましたが、

メール配信サービス」という検索語の月間検索頻度は40,500件でした。

新たなメール配信サービスを探している人がこれだけ多いにも関わらず、メールマガジンの改善方法を考えている人が決して多くないということが、「メール 解析」という検索語の4,400件の月間検索頻度から推測されます。「メール 開封率」では480件、「メルマガ 開封率」では720件と、さらに月間検索頻度が少なくなります。

不景気な時代だからこそ、メルマガを活用して売上増に役立てなければならないのに、メルマガの効果測定に関連した「メール 開封率」や「メルマガ 開封率」の月間検索頻度が低いのはとても寂しいことです。

もっと貪欲にメルマガの改善方法について調べ、自社で実践したいものですね

この実践回数が増えるほど、ノウハウを身に付けることができるようになります。

メルマガの配信効果をどのように高めれば良いのかを、インターネット等で調べ、その情報を元に自社なりの工夫をする。このことがメルマガの改善にも求められているのです。



AIMがお役に立ちます。

インターネット・マーケティングでは、詳細な調査に基づいて、今後の方針を決めることが必要です。自社だけでは、ネット販売戦略について十分な調査や分析ができないという方は、こちらから一度ご相談ください。貴社の売上増を目指します。





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