会社の存続と倒産の大きな違い
会社が倒産に追い込まれないために、
利益を常に意識したビジネス活動が必要になりますが、
あなたの会社では、
どのようなことにフォーカスして、利益を増やそうとしていますか?
新規のお客様が増えれば、会社の利益が増えていく。
このように思っているかもしれませんが、
新規のお客様の獲得ばかりに、
ビジネス活動を集中してしまうと、
常に多くの顧客獲得費が必要になり、
利益率が低い事業活動になってしまう可能性があります。
それでは、他の会社は、
どのようなことにフォーカスして、
会社の利益を出そうとしているのでしょうか?
今回ご紹介する記事は、
会社の利益を増やそうと
さまざまなことに取り組んでいる
会社の様子がよく分かります。
▼Retailers Say Customer Retention Will be Key Revenue Growth Driver
以下が、今回の調査に協力した会社が、
利益を出すためにフォーカスしているビジネス活動です。
- 既存顧客の維持 52%
- 新規顧客の獲得 45%
- 製品の技術革新 30%
- 新しい商品戦略 25%
- 価格戦略と販売促進戦略 24%
- 新しい販売チャネルと販売戦略 19%
- 対象顧客の変更 17%
- 技術進歩 16%
- 企業合併・企業買収 11%
- 新規市場への参入 11%
一番多くの会社がフォーカスしているのは、
新規顧客の獲得ではなく、既存顧客の維持でした。
前述のように、
新規顧客を獲得するためには、
多くの広告費等が必要になり、
どうしても顧客獲得費が高くなります。
一方、既存顧客の維持の場合、
見込み客を集める必要がないので、
維持コストを低く抑えることができます。
自社の商品・サービスをすでに利用しているので、
自社に対する信頼もあるでしょう。
この信頼をもっと高めて、
リピート率を高めたり、
既存顧客の平均購買額を多くするには、
どのようなビジネス活動が良いのか?
この検討を通して、
さまざまなテストマーケティングを行ない、
既存顧客からの売上高の割合を増やしていく。
これが会社の安定に欠かせません。
他にも今回の調査では、
製品の技術革新や
新しい商品ラインナップを増やしていく戦略作りも上位に来ています。
既存顧客が改善して欲しいと願っている製品のバージョンアップ。
新しい関連品の新規販売。
今よく売れている商品がいつまでも売れ続けるというのは稀です。
よく売れている商品があるうちから、
次のヒット商品・ヒットサービスを目指して、
製品のバージョンアップを図ったり、
新しい商品の販売を手がけたりという
新たな取り組みを行なうからこそ、
中長期的に利益を出し続けることができます。
会社に余裕があるうちに、次の一手に手をつけていく。
とても大切なことですね。
次の新たなビジネス展開のためのアドバイス。
あなたも受けてみたいと思いませんか?
自分たちだけでは気づいていない成功の種。
ご一緒に見つけていきましょう。