購買行動とコミュニケーション
どのような方法で、
お客様とコミュニケーションを図ると、
お客様が買いたくなるのか?
このことを知っているか否かで、
効率的なビジネス活動が出来るかが決まってきます。
あなたは、
自分がどのようなことがきっかけで
商品を買っているかを考えたことがあるでしょうか?
マーケティングでは、
消費者のこの購買行動をリサーチして、
日ごろのマーケティング活動に生かしていますが、
販売に関わる人であれば、
自分がどのようなことがきっかけで
商品を買っているかを客観的に分析すると、
今後の販売活動に役立てることができます。
このことがわかるようになると、
商品を販売するために、
お客様とどのような形でコミュニケーションを図ると
商品を売りやすくなるかがわかってきます。
このコミュニケーションスキルを伸ばすために今回は、
消費者が最も影響を受けている
コミュニケーション方法についてご紹介しましょう。
▼Which Types of Brand Communications Most Influence Purchase Decisions?
「自分のニーズに関係している情報や提案が伝わるコミュニケーション」
これが最も消費者の購買に影響があり、
53%の回答者が、自分のニーズとの関係を重視しています。
ということは、
企業がコミュニケーションを図ろうとする
お客様のニーズを把握することなしに、
良かれと思って情報や提案を伝えたとしても、
それらが顧客ニーズにマッチしていなければ、
購買には繋がらないということです。
そのため、日ごろのビジネス活動では、
個々のお客様のニーズを
把握しやすい仕組みを作ることが大切になりますね。
今は、多くの消費者が
ブログやSNSで情報発信しているため、
自社の商品やサービスに関心がありそうな人たちに、
どのようなニーズがあるかを調べやすい環境が整っています。
このようなニーズがある人に、
このように商品を紹介すれば、
購買率が上がるはずだ。
この予測を立てて、
それをテストすることで、
予測通りの反応になるか否かを検証し、
さらに改善していきます。
このようにして、
顧客ニーズの把握が上手くなり、
お客様のニーズに関係している
情報発信が出来るようになると、
お客様の購買率がグッと上がるはずです。
今回の調査で、
2番目に購買に影響があったコミュニケーション方法は、
コミュニケーション時に、
お客様の名前や所有しているポイント数などの
個人情報を記載するという方法でした。
企業からのメールに、
自分の名前や所有している
ポイント数などの情報が含まれていると、
企業に対して親しみを持てるようになったり、
現在獲得しているポイントに関心が向いたりするので、
商品を買う可能性が高まるというのです。
確かに、自分の名前が
メールの件名に入っていると、
メールを開封する可能性が高まりますね。
現在獲得している期間限定のポイントが
もう少しで切れるという情報が届くと、
そのネットショップを訪れるきっかけになり、
買おうと思っていなかった物を衝動買いすることもあります。
お客様との関係をいかに強めていくのか?
このことを常に考えて、
個々のお客様に対応する
パーソナライゼーションを強化することは、
海外の企業も最優先に行なっていることなので、
自社でも積極的に取り入れていきたいですね。
お客様のニーズを把握するための調査や
パーソナライゼーションを導入するためのプランニング。
私たちがサポートしますので、
あなたの会社の売上増にお役立てくださいね。