データ分析の重要性と売上の関係
あなたの会社では、
売上を増やすために、
データをどの程度活用しているでしょうか?
「売上が増えずに悩んでいる」
このような時に、
何から手をつければ良いかがわからず、
結局何も行なわずに先延ばしにしている。
このような話を聞くことがありますが、
売上が増えない原因を、
さまざまなデータから把握していく。
このプロセスがなければ、
どこから手をつければ良いかが
わからなくとも当然だと思います。
そのため、自社の現状を把握するための
データ収集とそのデータを分析するスキルが上がらないと
なかなか売上が増えていきません。
このことは、海外でも認識されています。
今回ご紹介する記事では、
データマーケティングに関する
さまざまな調査結果が紹介されています。
どのようなデータにフォーカスすると、
売上を増やしやすくなるのか?
このような点について確認してみましょう。
▼The era of data-driven marketing
どのようなことに関連したデータがあると、売上増に役立つのか?
このような質問をしてみると、以下の3項目が高い割合を示しています。
- コンバージョンレートの最適化 55%
- 新規顧客の獲得 43%
- マーケティング予算の費用対効果の改善 42%
ネットビジネスでは、
効果検証を行なう重要な指標として、
コンバージョンレートを頻繁に使いますが、
コンバージョンレートの最適化は、
オフラインのビジネスでも有効です。
オンラインでもオフラインでも、
どのような取り組みが、
購買率・成約率に影響したかをデータに残し、
個々の取り組みの前後で、
どのようにデータが変化したかを確認することで、
効果があった取り組みと、
効果がなかった取り組みを把握できるようになり、
これが自社のノウハウになっていきます。
新規顧客の獲得においても、
さまざまなビジネス要素が影響して、
新規顧客を効率的に獲得できるかが違ってきます。
ネットショップであれば、
検索エンジン経由の個々のウェブページの訪問者数、
個々のウェブページのショッピングカート利用率、
注文プロセスの完了率などのデータが、
新規顧客の獲得に影響があるビジネス要素です。
売上が増えない原因はさまざまです。
検索エンジン経由の訪問者数が少ないのか?
特定のウェブページのショッピングカート利用率が低いのか?
次の注文プロセスページに進む利用率が低いのか?
このようなことを確認しようと思っても、
データがなければ、確認のしようがありませんね。
それだけ、データが重要だということです。
マーケティング予算の使い方においても、
売上増に貢献が高かったプロモーションを把握できていなければ、
今後の費用対効果を改善することはできません。
マーケティング予算を使う、
個々のプロモーション活動別に
予算額や獲得した見込み客数などを表にまとめ、
どのようなプロモーションを行なうと、
売上を効率的に増やすことができるのかを
理解するためのデータが必要になります。
先の調査結果でも、
データマーケティングに必要なツールとして、
アクセス解析ツールの次に、
重要だと考えられていたのは「エクセル」です。
アクセス解析ツール等を利用しても、
自社が注目するデータが、
個々の会社で違ってくるでしょう。
そのような時は、
各種のツールから必要なデータを抜き出し、
自社のビジネス活動がわかりやすくなっている
エクセルで作成した表に、
データを転記する作業を日々行なうことで、
現状の問題点に気づきやすくなるというメリットもあります。
あなたの会社の売上を増やすために、
どのようなデータが必要なのか?
そのために、どのようなツールが必要になり、
どのようなデータ分析のスキルを身に付けなければならないのか?
このようなことについて、
私たちと情報交換をしてみませんか?
自分たちだけでは気づかなかった、
売上を増やすための新たな方法に気づく、
良いきっかけになるのでお薦めします。