B to B企業のマーケティング予算
企業向けの商品・サービスを販売している会社が、
マーケティング予算を、どのように割り当てているのか?
これはぜひ知りたい情報ですが、
今回ご紹介する記事では、
米国のB to B企業を対象にした
マーケティング予算に関する
調査結果が紹介されています。
▼Digital marketing is a priority for B2B sellers
マーケティング予算の42%は、
ネットビジネス関連の予算に使われているそうです。
その中でも、会社のホームページの制作に23%の予算が使われています。
ホームページは、デザイン技術の向上などにより、
リニューアルを繰り返していくことになるでしょう。
競合する会社が、サイトをリニューアルしたのに、
自社のサイトがいつまでも同じままだと、
見込み客にも良い印象を与えません。
会社が常に進化していることを
アピールするためにも、
ホームページのリニューアルを検討する必要があるでしょう。
このために、アメリカのB to B企業の多くが、
デジタルマーケティングジャンルで、
最も多くの予算を、「ホームページ制作」に割り当てているのです。
次に、多くの予算が割り当てられていたのは、
「メールマーケティング」(19%)でした。
ホームページの集客数は、
検索エンジン最適化や検索連動型広告の状況によって、
どうしても変動してしまいます。
しかし、見込み客や既存客のメールアドレス数が増えていけば、
メールキャンペーンなどで、
その人たちからの新規注文やリピート注文を増やすことができます。
他の外的な要因に影響されることが少ない
メールマーケティングは、
最も効果が高い方法だと多くのマーケッターが注目しています。
そのため、メールの到達率が高いサーバーの利用などに、多くの予算を使う。
これも必要なことですね。
3番目に多くの予算が割り当てられていたのは、
「ソーシャルメディア」(12%)でした。
検索エンジン最適化(SEO)に対する予算が、8%となっているので、
SEOよりも多くの予算が、「ソーシャルメディア」に割り当てられています。
「ソーシャルメディア」は、
まだまだ新しい媒体なので、
多くの予算を割り当てて、
今後に期待をするというところでしょうか?
他の会社の予算の使い方を参考にして、
自社の予算配分の検討をする。
このような視点も必要です。
あなたの会社の貴重な予算を、
何に多く使い、飛躍する年にしていくのか?
しっかりと考えなければならない時期ですね。
自社の包括的なマーケティングプランニングについて
自分たちだけでは気づかなかった、
さまざまなビジネスアイデアが生まれる良い機会になりますので。