ネットビジネスとフォームの最適化
ネットショップの注文フォーム。
資料の申込フォーム。
会社のお問合せフォーム。
このように、インターネットには、
さまざまなタイプのフォームがありますが、
このフォームの完了率に関する調査結果が発表されました。
▼How Online Form Conversion Rates Differ by Form Type
フォームの完了率を上げるには、
ネットユーザーに書いてもらう項目数をできるだけ減らした方が良い。
記入しなければならない項目数が多くなればなるほど、
フォームの完了率が下がってしまう。
これは、ある意味正しいのですが、
さまざまなタイプのフォームの完了率を調査してみると、
項目数よりも、フォームのタイプが
完了率に大きく影響しているようです。
今回の調査では、フォームの平均の完了率は7%でした。
ところが、コンテスト用のフォームの場合、
フォームの完了率は28%となり、
かなり高いことがわかります。
コンテスト用のフォームということは、
そのコンテストに申し込むと、
賞品が当たる可能性があるのでしょう。
賞品に当たるというインセンティブがあれば、
フォームの項目数がたとえ多かったとしても、
フォームの完了率が、
平均的なフォームの完了率よりも高くなるというのは頷けます。
タイプが異なる他のフォームの完了率は以下の通りです。
- アンケートフォーム 21%
- イベント登録フォーム 11%
- 注文フォーム 6%
- 寄付用のフォーム 4%
- 問い合わせフォーム 3%
自社が利用しているフォームの完了率と
今回の調査結果を比較した場合、
どの程度の差があるでしょうか?
フォームの完了率は、
フィームのタイプだけではなく、
記入したフォームを送信する
ボタンの文言によっても影響を受けます。
今回の調査では、
英語の送信ボタンの文言を、
「Register」
「Submit」
「Submit Order」
とするよりも、
「Submit Registration」の完了率が18.7%になったり、
「Submit Application」の完了率が16.7%になったり、
「Register Now!」の完了率が15.7%になったりと
ネットユーザーがフォーム送信後の状態を
イメージしやすい文言を送信ボタンに使っている方が
完了率が高くなることがわかります。
フォームの完了率を上げるためにも、
さまざまなノウハウがあります。
今回は、
「フォームの項目数」
「フォームのタイプ」
「フォームの送信ボタンの文言」が、
フォームの完了率に影響することをご紹介しましたが、
もっと詳しい内容については、ぜひお問合せください。
フォームの完了率を改善すると、
会社の売上に大きく影響します。
フォームの改善を先延ばしせずに、
1日も早く修正することをお薦めします。