売上アップと顧客マインドの強い関係性
さまざまなテクニックを駆使して、
販売促進活動を行ないますが、
その際にテクニックだけに頼るのはあまりお薦めできません。
お客様というのは、
感情の変化で商品を買ったり、
サービスに申し込んだりします。
そのため、この顧客マインドが冷え切っている時に、
プロモーションをいくら行なっても、
販売促進活動の結果を最大化することにはなりません。
今回は、消費者の消費意欲に関する指数が発表されたので、
そのレポートをご紹介しましょう。
▼博報堂生活総研
[生活インデックスレポート・消費動向編・6月]
(消費意欲指数・デフレ生活指数)
2014年4月は、
消費税が5%から8%に上がり、
このことが顧客マインドに大きな影響を与えました。
今回のレポートでは、
男女の合計の消費意欲指数を、
3月は53.8、5月は44.3、6月は47.2だったと報告しています。
これは、以下の質問に対する回答です。
・消費意欲が最高に高まった状態を100とすると、
あなたの来月の消費意欲は何点くらいですか?
消費税が4月に上がることがわかっていた3月は、
この3ヶ月の中で消費意欲指数が一番高かったですね。
4月はその反動で落ち込みますが、
6月になって少し持ち直しています。
この消費意欲指数は、
男女別、年代別でも紹介されているので、
気になる人は、詳しい調査結果を確認することをお薦めします。
今回の調査は、
社会全般の消費意欲に関する調査でしたが、
自社のお客様の消費意欲を考えた
プロモーション活動を行なうことも大切です。
この顧客マインドを高めることを意識しないプロモーション活動は、
どうしても結果が悪くなる傾向があります。
いきなりキャンペーンを行なうのではなく、
キャンペーンの予告をして、期待感を高める。
このキャンペーンも、
自社のメールマガジンのすべての読者に告知するのではなく、
購買履歴等からお客様を絞り込んで、
その人たちの関心が高い商品やサービスに
最適なインセンティブを付けてプロモーションする。
このような視点で、
「顧客マインド」を意識しながら
販売促進活動を行なえるようになると、
売上を最大化しやすくなるのでお薦めです。
あなたの会社のお客様に対して、
どのような販売促進活動を行なうと、
お客様の購買意欲を刺激して、
売上増に直結するでしょうね?
このプランニングを、私たちとご一緒に行なってみませんか?
専門家のアドバイスを参考にした
新たな切り口のキャンペーンを実施できるようになると、
あなたのワクワク感もきっと高まるはずです。