顧客満足度の数値化
お客様が自社で提供する
商品を買ったり、
サービスを利用したりして、
満足な体験をすることができる。
この「顧客満足体験」を、
多くのお客様が経験するほど、
自社のファンになってくれる人たちが増え、
会社経営が楽になります。
ただ、この「顧客満足体験」は、
捉えにくいというのが悩みの種です。
どのようなことをすると、
お客様の満足度が上がり、
自社で何度も商品を買ってくれたり、
何ヶ月も、何年も自社のサービスを
継続的に利用してくれたりするのか?
今回は、捉えにくい「顧客満足体験」を
数値化する方法について解説する記事があったので、
ご紹介しておきましょう。
▼What is customer experience and how do you measure it?
「顧客満足体験」の数値化では、
ネットプロモータースコア(NPS: Net Promoter Score)を利用します。
このNPSは、以下の質問に対する答えを
10点満点で回答してもらい、
その結果を3種類のタイプのお客様に分類することで、
「顧客満足体験」の現状を数値化します。
質問内容:
あなたは、お友達や同僚に、
私たちの会社/商品/サービスを
どの程度紹介したいと思いますか?
この質問に対する答えを、
10点満点中何点かを回答してもらいます。
9点から10点は「プロモーター(promoter)」。
7点から8点は「パッシブ(passive)」。
0点から6点は「ディトラクター(detractor)」。
プロモーターは、自社に対する満足度が高く、
自社を積極的に紹介してくれる人たちです。
パッシブは、満足はしているけれども、
熱狂的なファンになっているわけではありません。
ディトラクターは、満足できなかった人たちです。
今後、商品を買ったり、サービスを利用したりということはないでしょう。
全体に占めるプロモーターの割合から
ディトラクターの割合を引いたパーセンテージが、
何%になるのか?
このパーセンテージによって、
「顧客満足体験」を評価します。
この記事では、Amazonのような
顧客満足度の高い企業で、
50%から80%になると紹介しています。
また、平均的なベンチャー企業では、
5%から10%もしくはマイナスになるケースもあるということです。
捉えにくい「顧客満足体験」を
今回ご紹介した方法で数値化することも
一つのアイデアですね。
お客様の満足度を上げることを
常に考えてビジネス活動を行なうことは、
会社の売上を増やすために欠かせません。
今回の数値化も参考に、
お客様満足度を上げるために、
どのような取り組みが必要になるかを考えていきたいですね。
私たちもご協力しますので、
今後の顧客満足度を高めるための方法を
ご一緒に検討していきましょう。