パーソナライゼーションマーケティングの実践
消費者が買物できる方法がどんどん増えて、
電話注文、FAX注文、ネットショッピング、店舗購入というように、
選択肢が随分と増えましたね。
ネットショッピングも、
ネットショップにパソコンからアクセスするだけではなく、
携帯電話(スマートフォン)からアクセスする人も増えたので、
モバイルユーザー向けのネットショップを作る必要もあります。
このような状況になると、
インターネットにアクセスする情報端末や注文方法を、
その時々に応じて使い分ける消費者に、
どのように対応すれば良いかを考えていかなければなりません。
この新たな消費者の購買行動に対応するために注目されているのが、
さまざまな販売チャネルの顧客情報等を共有化して実施する
クロスチャネル・パーソナライゼーションです。
このパーソナライゼーションでは、
データの活用法が鍵となります。
今回ご紹介する記事でも、
このデータの活用に関してさまざまな課題が浮き彫りになっています。
▼Marketers Just Want to Get to Know You (with Data)
ネットショップや店舗というような
複数の販売チャネルがある会社では、
それぞれの販売チャネル毎に、
お客様の異なるデータベースが存在しているケースが少なくありません。
このようなケースでは、
同じお客様の情報がネットショップのデータベースと
店舗のデータベースに個別に記録され、
同じお客様だということが紐付けされず、
ネットショップと店舗で異なる顧客対応をしていることが少なくありません。
ネットショップで良く注文しているので、
顧客ランクが高いお客様になり、
通常よりもお得なセール情報がメールで届く。
ところが、店舗ではそれほど
多くの買物をしていないので、
一般会員向けのセール情報がハガキで届く。
これでは同じお客様に対して、
一貫性のある顧客対応ができていることになりませんね。
このような問題を解消するためにも、
異なる販売チャネル間のデータを共有化して、
一貫性のあるパーソナリゼーションを実施することで、
売上増を目指すというクロスチャネル・パーソナライゼーションが
アメリカで注目されているのです。
このクロスチャネル・パーソナライゼーションを
実施するためにはさまざまなポイントがあります。
このポイントを外してしまうと、
作業の手間がかかり過ぎたり、
データを共有化した後のパーソナライザーションが
思っていたよりも機能しなかったりということになってしまいます。
あなたの会社の現状に合わせて、
どのようなパーソナライザーションの仕組みを作ることが、
効率的なビジネス活動になるかをご一緒に検討してみませんか?
あなたの会社にとっての理想的な形。
あなたの会社のお客様にとっても理想的な形。
このことを目指して、
お客様に喜ばれるマーケティングの仕組みを
ご一緒に作っていきましょう。