返品ポリシーの上手い活用で売上アップ
ネットショップは、
商品を直接見ることができないことが、
「買いにくさ」の一つの原因になっています。
この「買いにくさ」を解決するために、
顧客レビュー機能を設けたり、
動画によって商品を解説したりと、
さまざまな工夫をすることになりますが、
実は「返品ポリシー」も、購買率に大きく影響します。
ネットショップを訪れるネットユーザーが、
「このネットショップは返品しやすい」
ということに気づけば、
いろいろと思い悩むよりも、
「商品を実際に見て、気に入らなければ返品しよう」
と思うようになるので、
購買率は自然と上がっていきます。
この購買に影響する「返品ポリシー」を、
どのように作れば良いかは、
さまざまなノウハウがありますが、
今回ご紹介する記事でも、
イギリスのネットショップを事例に、
返品ポリシーについて解説しているので参考になるはずです。
▼How five top UK ecommerce sites handle online returns
この記事で、返品ポリシーのポイントになっているのは6つです。
- 読みやすい専門用語のない返品ポリシー
- 見つけやすい返品ポリシー
- 無料で返品できるか否か
- 送付されたパッケージの再利用
- 最寄店に返品できるか
- 返品のためのオプションがあるか
1.読みやすい専門用語のない返品ポリシー
ネットショップに書かれている返品ポリシーがわかりにくい。
結構このようなことがあります。
返品して欲しくないので、
わかりにくく書いているのかもしれませんが、
これでは返品しやすいという印象を
ネットユーザーに与えることはできません。
2.見つけやすい返品ポリシー
ネットショップのページ数やカテゴリー数が多くなり、
どこに返品ポリシーが書かれているかを
見つけにくいネットショップもあります。
3.無料で返品できるか否か
ネットショップによって、
無料で返品できるか、
有料になるかが違います。
会社の利益を削ることになるので、
無料で返品を受け付けるのは難しい
という会社もあるでしょう。
「無料で返品できれば購買率が上がる」
このことも考慮して、
今後の返品ポリシーを決めたいものです。
4.送付されたパッケージの再利用
返品のために、
お客様にできる負担をかけない。
このことを考えている会社であれば、
返品を考慮したパッケージにもなっているし、
返品用のラベルを同封していることもあるでしょう。
5.最寄店に返品できるか
店舗も経営している会社であれば、
ネットショップで購入した商品でも、
店舗に返品できると、
お客様が便利だと感じます。
6.返品のためのオプションがあるか
返品には、決まった宅配業者を使わなければならない。
このような決まりが少なく、
お客様が返品しやすいように、
さまざまな返品のオプションを用意しておくと、
返品しやすいネットショップだ
という印象を与えやすくなります。
今回紹介されている返品ポリシーを参考に、
自社に最適な返品ポリシーを作ってみたいと思いませんか?
私たちが、ネットショップの全般的な
コンサルティングとともにアドバイスします。