クレジットカードが使えるお店は売上が増える
飲食店等の店舗経営をしていると、
どのような決済方法に対応すると、
お客様の来店者数が増えるのかが気になりますね。
現金決済にしか対応していないと、
販売の機会を逃すことになる。
これはよく分かっているけれども、
クレジットカード等の決済手数料を払って、
利益を少なくすることが、
自分のお店にとって
本当に良いことなのかを悩むことがあります。
特に、薄利多売の商売をしていると、
なおさら気になりますね。
今回ご紹介する調査は、
クレジットカードに非対応の場合、
販売の機会をどれだけ失っているかを示しています。
▼Square調査、カード決済非対応が店舗経営の機会損失につながることを明らかに
今回の調査結果で、
一番大きく取り上げられているのは、
クレジットカード決済非対応の店舗は、
潜在顧客の21%を失っているという点です。
約2割の潜在顧客が、
クレジットカード決済に対応していないだけで
お店を訪れることがない
というのは結構インパクトがある話ですね。
今回の調査は、1ヶ月に1度以上
クレジットカードを利用している人が調査対象になっています。
この人たちの18%が、
訪れようと思っていたお店が、
クレジットカードに非対応であることが事前にわかると
そのお店に行くことを止めると回答しています。
事前に調べていなくて、
お店に行ってから、
そのお店がクレジットカードに
非対応だったことで、
困った経験があると回答した人の割合も、
17%になっています。
さらに、困った結果、
「2度と行かなくなった」もしくは、
「行く回数が減った」と回答した人の割合が
3%という結果にもなっています。
クレジットカード決済の非対応に関する
このような調査結果を踏まえて、
自社の平均顧客購買費や月間の来店者数、
クレジットカードの決済手数料などのデータを使って、
クレジットカードに対応したケースと、
対応しなかったケースのそれぞれの利益額を算出して、
どちらの方が会社にとって得かをしっかりと見極めたいですね。
クレジットカード決済の非対応が、
リピート率にも影響しているので、
リピート率を加味して、
ライフタイムバリューを
シュミレーションしてみるのも良いでしょう。
店舗経営は、
ネットショップ以上に経費がかかることが多いので、
利益率の少しの違いが、
ビジネスの今後を大きく左右することが少なくありません。
今回は、
クレジットカード決済の有無によって、
ビジネスの現状に
どのような変化が生じるかを考えていますが、
もっと全体的な現状分析を行なった方が良いかもしれませんね。
店舗経営の現状分析。
新たな視点で、私たちと行なってみませんか?
新たなビジネスチャンスを生み出す良い機会になるはずです。