メールマーケティングの効果を高めるテスト方法
メールマガジン等のメールの効果を測定する。
このために、メールの開封率やクリック率を
確認することになりますが、
メール関連の効果測定は、
もっと奥が深いので、
今回ご紹介する記事も参考に、
どのようにメールマーケティング活動を
検証すれば良いかを考えてみましょう。
▼Why you should test the layout of your emails
メールマガジン等のメールのレイアウトは、
メール読者の閲覧やクリックに大きな影響があります。
たとえば、
次回発行するメールマガジンが3つのコラムによって、
構成されているとしましょう。
これらの3つのコラムを、
どのような順番にすると、
会社にとってもっとも効果が高いのか?
この検証を行なうために、
3つのコラムの順番を変更した
異なるタイプのレイアウトのメールマガジンを作成し、
それぞれのメールマガジンで、
読者の反応の違いを検証します。
各コラムにリンクがある場合は、
同じリンクでありながら、
メールマガジンで紹介するコラムの順番が違うだけで、
クリック率がかなり違ってくることがあります。
これは、最初に紹介するコラムを読んで、
もうその先のコラムを読まなくとも良いと
判断するメール読者が多ければ、
2番目、3番目のコラムで
いくら役立つことを書いていたとしても、
それらの各コラムに書かれているリンクが
クリックされる確率は下がってしまいます。
この2番目、3番目のコラムまで
読者がスクロールして見ているかを
確認する方法もあります。
それは、「ヒートマップ」という機能で、
htmlメールの場合に利用することができるのですが、
読者の「マウスの動き」や
「スクロールの動き」を記録して、
赤や青に色分けをし、
読者の多くが閲覧している箇所を可視化することができます。
この「ヒートマップ」の機能を使えば、
メールマガジンのコラムのレイアウトの違いが、
読者の閲覧にどの程度影響しているかがわかります。
さらに、閲覧されていないからクリックされない。
閲覧されているけれどもクリックされない。
閲覧者数が少ないけれどもクリック率が高い。
このようなことが分かるようになるので、
クリック数やクリック率の計測だけではわからない
読者の閲覧状況と組合せて、
クリック状況を検証することができます。
また、メールのレイアウトの違いによる読者の反応が、
パソコンユーザーと携帯ユーザーで異なる場合もあります。
読者がメールを確認する情報端末別に、
メールマーケティングの検証を行なうことも可能になるので、
メールマーケティングの効果をより一層高めたければ、
今回解説しているような検証をしやすい
アクセス解析の環境を整えることが大切です。
私たちは、アクセス解析ツールの導入や
アクセス解析についてのアドバイスも行なっています。
さまざまなネットビジネス活動の効率化。
アクセス解析が上手く出来るかに大きく影響されるので、
まずは現在のアクセス状況についてお知らせください。
ご一緒に検討していきましょう。
また、以下もお薦めなので、ご確認くださいね。