ライブビデオをビジネスの活性化に利用
アメリカの企業幹部を対象にした調査において、
ビジネスコミュニケーションで
最も利用されているテクノロジーは、
「ライブビデオ」(59%)でした。
▼Live Online Video Popular for Business Communications
全国各地の店長を集めた集会や
各種の会議を本社で行なおうとすると、
地方の社員を呼び集めるために、
多くの交通費や宿泊費がかかります。
しかし、ライブビデオを活用すると、
パソコンなどの機器があれば、場所を選ばず、
どこからでもコミュニケーションを図ることができます。
動画共有サービスであるUstreamが2007年に登場し、
ライブビデオストリーミングが容易になったため、
ビジネス活動にライブビデオを利用する会社が増えています。
ライブビデオは、以下の機器があれば、簡単に配信することができます。
- パソコン
- カメラ
- マイク
- インターネット回線
高機能なカメラでもマイクでも、それほど価格は高くありません。
ライブビデオをビジネスコミュニケーションに使おうと思えば、
明日からでも可能なはずです。
Ustreamのアカウントを取得する方法を、
インターネットで紹介しているサイトがいくつもあるので、
戸惑うことなくアカウントを取得することもできるはずです。
会社幹部からの一方通行のコミュニケーションだけではなく、
Ustreamには、動画視聴者とのチャット機能もあるので、
視聴しているスタッフからの質問に答えることもできます。
社内会議であるため、
社外の人に会議内容を聞かせたくないという場合は、
パスワードをかけた配信も可能です。
ただしこの場合は、
同時視聴者数が100人までという制限があるようなので、
それ以上の人数になる場合は、
有料サービスの利用を検討したほうが良さそうです。
ライブビデオを社内の
ビジネスコミュニケーションに生かすだけではなく、
見込み客の開拓に利用するケースもあります。
たとえば、見込み客を集めるために、
レポートや動画を閲覧できるキャンペーンを実施し、
登録者からの質問に答える場を、
ライブビデオで提供します。
ライブビデオの活用方法はアイデア次第です。
社内向けにも、社外向けにも、
上手くライブビデオを活用して、
コミュニケーションレベルを高めて、
会社の競争力を上げていきたいものですね。