電子商取引の市場の全体像を知る
インターネットの世界は国境がないので、
国を超えた電子商取引の市場が作られています。
これがどの位の市場規模なのかを示す報告書が
経済産業省より発表されたので、
ご紹介しておきましょう。
調査結果要旨のPDFも報告書のPDFも、
このページから閲覧できます。
今回の調査結果は、2013年の市場規模をまとめたものです。
日本国内の消費者向け電子商取引(BtoC-EC)の
市場規模は11.2兆円となり、前年比で17.4%増だそうです。
消費者向けだけではなく、
企業間電子商取引(BtoB-EC)の市場規模も発表され、
インターネットを介した狭義のBtoB-EC は186兆円となり、
前年比で4.4%増だそうです。
これらは市場全体の動向ですが、
業界別のEC化率も算出されているので、
自分が属する業界のEC化率を確認しておくこともお勧めします。
主要な業界に関する考察もあるので一読しておくと良いですね。
さらに、前述のように、
国境を越えた電子商取引の市場として、
日本・アメリカ・中国の
越境電子商取引に関するデータも豊富です。
日本からアメリカで購入したケースの
電子商取引の市場規模は4,323億円、
日本から中国で購入したケースの
電子商取引の市場規模は3,902億円となっています。
日本国内向けのネット販売だけではなく、
海外向けのネット販売を考えている企業も、
すでに行なっている企業もあるでしょう。
これらの企業にとって、
ネットショッピングを利用する理由が、
日本・アメリカ・中国毎にまとめられているので、
今後のビジネス展開を考える貴重な資料になります。
ビジネスで正しい判断をするには、
良い情報をたくさん知っていることが大切です。
今回の経済産業省の資料は、
膨大な調査のもとに作られたはずなので、
このような貴重な資料はしっかりと読み込み、
今後のビジネスに役立てていきたいものです。
私たちは、国内外のさまざまな情報に基づき、
コンサルティングを行なっています。
適切な情報に基づいた売れる仕組み作りの検討。
ぜひご一緒に行なっていきましょう。