モバイル向けネットショップの利用者増
ネット販売における、
携帯電話を利用した
モバイルショッピングが増えていることは、
このコラムでも何どもご紹介していますが、
今回の全世界を対象にした
「Eコマース消費者動向」の調査でも、
モバイルショッピングが益々増えていることが紹介されています。
「Androidタブレットおよびスマートフォンが、
全世界のEコマース総売上の66%を占めている」
海外では、パソコンは持っていないけれども、
Androidタブレットやスマートフォンは
持っているというユーザーもかなり多いので、
Eコマースの総売上で考えると、
すでにパソコン経由のネット販売よりも割合が多くなっています。
スマートフォンは、パソコンに比べて、
画面サイズが小さいので、
気になった商品を外出先で検索することはできるけれども、
最終的な購入は家に帰ってからパソコンで。
このようなユーザーも多いのですが、
パソコンを所有していないユーザーの場合、
このような情報機器の使い分けはできませんね。
そのため、たとえ画面が小さくて
買いにくいと感じていたとしても、
スマートフォンで商品を買う。
このような人たちが徐々に増えてくるのでしょう。
最近では、ネットショップにアクセスする
情報端末別に最適なレイアウトの
ネットショップを表示させることができる
レスポンシブデザインに対応する会社も
徐々に増えてきているので、
スマートフォンによる買いにくさが
解消されてきているという面もあるのでしょう。
商品をネットで売りたい。
ネット経由のサービス申込者数を増やしたい。
このように考えている場合は、
パソコンユーザー向けの情報提供だけでは
不十分だと言わざるを得ませんね。
もちろん、「携帯ユーザーに特化しろ」
と言っているわけではありません。
海外よりも日本では、
さまざまな情報端末を使い分けている人が多いでしょう。
この使い分けにもうまく対応して、
どのようなケースでユーザーがアクセスしてきても、
購買率・成約率が高い状態を目指す。
とても大切なことですね。
このようなトータルプランニングの
全体像を確認するために、
私たちと一緒に検討を始めてみませんか?
気づきの差が大きな結果の差になる。
このことを強く感じる日々です。