ネットショップの注文プロセスが売上を左右
ネットショップを運営していると、
ショッピングカート利用者が、
注文プロセスを完了することなく、
他のサイトに行ってしまうことが気になりますね。
自社の注文プロセスに何か問題があるのだろうか?
このようなことも気になります。
このような時は、
他のネットショップの注文プロセスと
自社の注文プロセスを比較して、
改善するきっかけにすることがお薦めです。
今回はご紹介するのは、
海外のネットショップの注文プロセスですが、
参考になるのでご確認ください。
▼11 of the world’s best ecommerce checkouts
注文プロセスの使い勝手には、以下のようなことが関わっています。
- 最初のアカウント登録
- フォームの使いやすさ
- 注文プロセスの流れ
- 購入商品の掲載方法
- 他ページへのリンク
・最初のアカウント登録
注文を完了しないネットユーザーの注文率を上げるために、
新規のお客様には、
最初にアカウント登録を要求する。
このようなネットショップが増えています。
アカウント登録の際に、
メールアドレスを記入してもらい、
注文を完了しなかったユーザーに、
メールを配信して注文を完了することを促す。
このような仕組みを導入している場合には、
どうしても注文プロセスの最初に、
アカウント登録を要求するケースが増えてしまいます。
これが、ユーザーの印象を悪くし、
使い勝手が悪いネットショップと思われる
きっかけになることがあります。
このように思われない一つの対策として、
新規のお客様に対して、
アカウントの登録を選択式にして、
アカウントの登録の有無に関わらず、
注文プロセスを進むことができる仕組みを作っている
ネットショップも紹介されています。
・フォームの使いやすさ
フォームの使いやすさも、注文率にかなり影響があります。
できるだけ記入する項目数を減らす。
これがポイントですが、この他にも、
郵便番号を記入しただけで、
住所が自動で記入される仕組みを導入するなど、
フォームの使いやすさをさまざまな形でテストして、
改善していきたいものです。
・注文プロセスの流れ
注文プロセスが、
複数のウェブページに分かれているケースが多いと思いますが、
この先何ページ分の記入が必要なのかがわかるナビゲーションが
注文プロセスに分かりやすく示されているか否かによっても、
注文プロセスの使い勝手の印象が違ってきます。
・購入商品の掲載方法
ネットユーザーがショッピングカートに入れた商品を
間違いなく注文するために、
商品名のテキスト文字だけではなく、
商品のサムネイル画像も一緒に掲載するなど、
ネットユーザーの注文間違いが発生しないように工夫する
注文プロセスにもしたいですね。
類似品をショッピングカートに入れて、
商品の比較・検討を行なうネットユーザーがいます。
このようなケースでは、
最終的に購入することを決めた商品が、
間違いなく注文画面に掲載されているか否か?
この点がわかりやすくなっていないと、
類似品をショッピングカートに入れているので、
購入しないと決めて破棄したはずの商品と、
買うことにした商品を間違えやすくなります。
このような間違いを防ぐためにも、
お客様が購入する商品を
わかりやすく表示する注文プロセスが必要です。
・他ページへのリンク
注文プロセスに進んだお客様には、
注文を完了することだけを考えもらいたい。
そうでなければ、
「やっぱり買うのを止めておこう」
という気になってしまうかもしれません。
このような可能性が生じないためにも、
注文プロセスのウェブページから
他のページへのリンクは極力避けた方が良いでしょう。
今回ご紹介した記事には、
各ネットショップの注文プロセスの画像が掲載されています。
これらを見ながら、
真似できる点は真似して、
注文率を少しでも上げたいですね。
私たちは、ネットショップ全般の
改善アドバイスも行なっています。
ショッピングカートの利用率が低すぎる。
ショッピングカートの破棄率が高すぎる。
このような問題の解決策をご一緒に探っていきましょう。
ちょとした改善が大きな売上の違いになる。
このことを体験してくださいね。