検索連動型広告(PPC広告)の費用対効果
検索エンジン最適化(SEO)の場合、
短期間で自社サイトが、
検索結果の上位に表示されるというケースが少ないため、
検索エンジンを利用している
ネットユーザーを自社サイトに
すぐに呼び込みたいと考える時には、
検索連動型広告(PPC広告)の
アドワーズやYahoo!プロモーション広告を利用することになります。
PPC広告は、
オークション形式で
PPC広告の掲載順位が決まるので、
クリック単価を設定して、
自社のPPC広告が
何番目に掲載されるかを
コントロールすることも
考えていかなければなりません。
この検討の際に参考となるのが、
PPC広告の掲載順位別のクリック率です。
今回は、PPC広告の掲載順位別のクリック率に関する調査結果が、
スマートフォン・タブレットPC・パソコン別に
発表されたのでご紹介しておきましょう。
▼Position Is Huge for Smartphone Search Ad CTRs
・スマートフォンの場合
以下は掲載順位別のクリック率です。
1位 4.9%
2位 2.2%
3位 1.9%
4位 1.4%
5位 0.9%
6位 0.6%
7位 0.5%
・タブレットPCの場合
1位 4.3%
2位 2.0%
3位 1.6%
4位 1.4%
5位 1.1%
6位 0.9%
7位 0.5%
・パソコンの場合
1位 3.2%
2位 1.9%
3位 1.5%
4位 1.3%
5位 1.1%
6位 1.0%
7位 0.7%
スマートフォンの場合、
全体のクリックに占める
1位のクリック率の割合が39%になり、
タブレットPC(36%)、
パソコン(30%)よりも
高くなっているのが特徴です。
スマートフォンは、
画面サイズが小さく、
他の検索連動型広告(PPC広告)と
通常の検索結果の各サイトが
掲載される数が少なくなるので、
PPC広告の1位のサイトに
ネットユーザーの目が行きがちなのでしょう。
PPC広告の広告料を効果的に使っていくためには、
競合するPPC広告の掲載数が少ないキーワードを見つける
というのも一つのポイントです。
他のPPC広告が表示されていなければ、
通常の検索結果のサイトよりも
ネットユーザーがクリックしたくなる広告の文言を考えて、
クリック率をさらに上げることが可能です。
PPC広告を利用する時には、
今回の調査結果が示していたように、
クリック率に大きく影響することになるので、
自社の掲載順位がとても重要です。
自社のPPC広告が1位になり、
そのクリック単価を払ってでも、
利益をしっかりと出すことができる仕組みを早く作りたいものです。
PPC広告のプランニングについても、
ご一緒に考えてみませんか?
競合するPPC広告の調査もしますので、
多角的に今後の対応を考えていきましょう。