ネットショップの注文項目と購買率
ネットショップで、
ショッピングカートに商品を入れたにも関わらず、
注文プロセスを完了することなく、
いなくなってしまったネットユーザー。
このネットユーザーに対して、
注文を完了することを促す仕組みを
海外の多くのネットショップが導入しています。
注文プロセスの最初に、
メールアドレスやパスワードを記入することを求め、
注文を完了しなかったユーザーに、
メールを送って、
注文の完了を促します。
この仕組みの問題は、
商品を購入する注文時に必要となる
商品の発送先や決済方法などの必須情報を記入する前に、
メールアドレスやパスワードの記入を求めるので、
このことに抵抗を感じて、
注文を止めるネットユーザーがいます。
このようなユーザーが少なくなるように、
注文プロセスの最初の画面に、
「ゲスト購入」の選択肢を設ける
ネットショップが現れてきました。
今回ご紹介する記事では、
この「ゲスト購入」の選択肢を設けている
ネットショップを紹介しています。
▼Be our guest: a guide to ecommerce guest checkout best practice
ネットショップ関係者にとって、
ショッピングカートの破棄率と注文の完了率は、
とても重要な関心事です。
これらが改善しなければ、
効果的な販売活動ができているとは言えません。
自社のネットショップに、
ショッピングカートの破棄率を下げるための
前述の仕組みを導入して、
注文プロセスの最初に、
会員登録プロセスを設けて、
メールアドレス等の記入を要求する。
この仕組みを導入したとしても、
会員登録をしたくない人のために、
「ゲスト購入」の選択肢を設けた、
ネットショップを構築する。
このような仕組みを作り、
自社にとって
最良の方法を見極めていくためには、
テストを実施して検証することが必要になるでしょう。
会員登録だけの仕組みを注文プロセスに入れて、
注文を完了しなかった人にメールを送り、
注文を完了することを促す方が良いのか、
会員登録をしなくとも、
ゲスト購入ができる選択肢を設けて、
お客様の手間がかからない
注文プロセスを作る方が良いのかをテストして、
どちらの方が売上が増えるかを検証します。
購買率にも、売上高にも
大きく影響することになるので、
注文プロセスを常に改善していくことが必要です。
ネットショップ関係者は、
国内外の優良のネットショップの
注文プロセスの現状を調査して、
自社の改善に役立てていきたいものですね。
私たちは、
この国内外のネットショップの調査も行なっています。
多くの成功しているネットショップを真似して、
効率的に販売できる仕組みを、1日も早く作りたいものですね。