マーケティングで必要なデータと課題
あなたの会社では、
マーケティング活動に
データを活用しているでしょうか?
今回ご紹介する
デジタルマーケティング業務に関わる
担当者を対象にした調査では、
データ活用状況において、
「満足」「やや満足」と回答した
マーケッターの割合は52.8%でした。
これを多いとみるか、
少ないとみるかは別にして、
マーケティング活動にデータがなければ、
机上の空論になってしまうので、
きちんとデータを活用した
マーケティングの活動がお薦めです。
▼今年チャレンジしたいこと1位は
「部署間の複数データ統合」、
保有データ、ほしいデータ、DMP導入意向は?
データ活用に関して「不満だ」というケースでは、
「人材不足」(64.4%)が一番の問題になっていました。
人材が不足している時の対応方法は、
「社内での人材育成」と
「外部機関への委託」が上位になっています。
「とくに何もしていない」という企業が、
約3割もあり、少し驚きです。
「不満だ」ということを先延ばしにせずに、
何らかの対応をすることは、
改めて言うまでもなくとても大切なことです。
データ活用において
2014年にチャレンジしたいことの1位になったのは、
「部署間を連携したデータの統合」です。
私もコンサルティングを行なっていて感じることがありますが、
ホームページの運営などを行なっている
ネットビジネスの部門と他の部門との連携が弱く、
もっと情報を共有した方が、
「会社のビジネス効率がもっと上がるのに…」
と思うことがあります。
本当にもったいないです。
しかし、今回の調査で明らかになったように、
「部署間を連携したデータの統合」が
最優先課題になったことで、
もう少し連携が良くなる会社が増えそうですね。
現在保有している主なデータとして、
以下が挙げられています。
「WEBアクセスログデータ」
「顧客や見込み客の個人属性データ」
「オンライン上での購買データ」
私は、アクセス解析や
顧客分析のためのRFM分析を行なうことがあるのですが、
ここに挙げられているデータをフルに活用して、
「お客様の見える化」を図り、
現在のビジネス活動を改善するためのヒントを
たくさん見つけ出していきたいものです。