ショッピングカート放棄対策のためのメール対応法
ネットショップで、
ショッピングカートを利用しておきながら、
注文を完了することがないネットユーザーが70％以上います。
このショッピングカートの放棄者対策として、
アメリカの著名なネットショップの多くは、
注文プロセスの最初に
メールアドレスの記入を求め、
注文を完了しなかった人に、
後からメールを配信して、
注文の完了を促します。
この仕組みを導入している多くの企業が、
効果を実感しているので、
お客様の注文率に悩んでいる企業には、
この仕組みの導入をお勧めします。
ただし、ショッピングカート放棄者に
メールを配信する仕組みを導入しても、
どのようなタイミングで、
どのような内容のメールを送るかという
さまざまなノウハウがなければ、
効果を最大化することはできません。
そのため今回は、一例として、
イギリスのネットショップの事例を紹介しましょう。
▼Basket abandonment emails: three examples of varying quality
Currys社では、
あなたが、注文プロセスを
完了していないことに気づきました。
ご心配なく。
私たちがお手伝いします。
このような内容のhtmlメールを送り、
ショッピングカートに入れてある
商品の画像と価格を掲載しています。
さらに、配送料が無料になることを
大きい文字でアピールしています。
また、カスタマーサポートの
さまざまな方法についても紹介し、
お客様をケアしている姿勢を示しています。
他の事例として紹介されているHouse of Fraser社の場合は、
何かお忘れですか？
というメッセージとともに、
注文プロセスを続けるためのリンクが
htmlメールに掲載されています。
Currys社の場合は、
ショッピングカートに入れている
商品を紹介するページへのリンクでしたが、
このリンクよりも、
個々のネットユーザーが商品を入れている
ショッピングカートの注文プロセスを
引き続き進むことができる
House of Fraser社のケースの方が、
お客様の手間がありませんね。
ショッピングカート放棄者向けに配信するメールは、
ショッピングカート利用後に、
何分以内に注文を完了しない人を、
ショッピングカート放棄者と定義して、
どのタイミングで、
どのような内容のメールを送るかが、
とても重要です。
実は、メールを一度だけ送るのではなく、
複数回送った方が注文率が上がります。
どのような内容のメールを、どのようなステップで送るのか？
これについても、
それぞれのネットショップで最適な方法が違ってきます。
ショッピングカート放棄者向けの対策。
あなたも興味がありませんか？
ご一緒に検討していきましょう。