年末商戦とネットショップのネット販売
年末商戦は、一年の中でも一番の書き入れ時だ。
このような会社も多いでしょう。
この一番の書き入れ時の年末商戦の
マーケティング活動をいつから開始するのか?
これは、売上に大きく影響するので
重要な経営判断になりますね。
アメリカの調査結果を見ていたら、
9月から年末商戦のマーケティング活動を始める
という企業の割合が42%にもなっていて、
すっかり驚いてしまいました。
アメリカでも、クリスマス商戦となる
11月からの年末商戦は、
小売店にとってとても重要な時期です。
そのため競合他社よりも、
少し早めにマーケティング活動を始めるという企業が出始めて、
10月にマーケティング活動を始めているという話は知っていたのですが、
2014年はさらに早まって、
9月からマーケティング活動を始めるという
会社が4割以上にもなっているのです。
▼Many e-retailers plan to start holiday marketing in September
今回ご紹介する調査結果を見てみると、
9月以外の開始時期は、以下のようになっています。
6月もしくはそれ以前から開始する企業は1%、
7月に開始する企業は7%、
8月に開始する企業は12%、
10月に開始する企業は23%、
11月に開始する企業は14%となっています。
年末商戦なのに、
あまりにも多くの企業が、
マーケティング活動を早い時期から行なうことにしていますね。
あなたの会社も、
年末商戦で商品の販売を積極的に行なう予定ですか?
もしこの予定があるのなら、
マーケティング活動をいつ頃から行なう予定でしょうか?
アメリカの場合、
2013年の年末商戦で、
注文が集中したために、
商品が予定通りに届かなかったという
問題がかなり発生したそうです。
今年は、このような問題が起こらないように、
マーケティング活動を早めに始めるという考えもあるようです。
年末商戦で、
お客様の購買率を上げるために、
「配送料の無料化」を考えている企業は、41%になっています。
かなり多くの企業が、
配送料を無料にしてでも、
注文件数を増やしたいと考えているのですね。
競合も同じよう「配送料の無料化」を
アピールすることが考えられる場合、
マーケティング活動を早く開始して、
先に注文を取ってしまう。
このようなビジネス活動になっています。
さらに、2013年よりも
在庫数を増やすと回答している企業も33%います。
マーケティング活動を早くから開始するので、
それだけ在庫数が必要だということですね。
今回ご紹介したように、
年末商戦の活動を、いつ始めるかはとても重要です。
あまり早すぎると、
お客様の気持ちが、
お歳暮用、クリスマス用、年末年始用の
商品を買うモードにまだなっていません。
顧客マインドと購買率には密接な関係があります。
顧客マインド高めるプロモーションを上手く実行に移し、
競合よりも早くお客様の獲得を目指したいものです。
どのようにステップバイステップで、
年末商戦向けの販売促進活動を計画し、
実行に移していくのか?
今年のアメリカの状況を見ていると、
今から検討を始めるのは、
少し遅いくらいかもしれません。
インパクトのあるプロモーションをご一緒に計画し、
年末には満足できる売上高を達成し、
ご一緒に喜び合いたいものですね。