世代別の消費者の購買行動への理解を深める
世代によって、消費者の購買行動が違います。
このことを良く理解しておかないと、
自社が提供する商品やサービスの売り方が
非効率になる時があるので注意が必要です。
アメリカでは、
1946年-1959年生まれのベビーブーマー
1960年-1974年生まれのジェネレーションX
2000年前後に成人したミレニアル世代
1946年以前に生まれたシニア世代のように、
世代を分類することがあります。
生まれた年代によって、
親の異なる購買行動を見て育っています。
10代・20代の時に好景気・不景気だったかによっても、
基本的な購買行動が違ってきます。
今回ご紹介する調査結果では、
商品を買う際に、
事前にインターネットでリサーチして
買うのはお店だったという購買行動を
世代別に調査して報告しています。
さまざまな商品ジャンル別に
世代別のインターネットとリアル店舗が
関係した購買行動がわかるので、
あなたの会社で販売している
商品ジャンルについて確認してみてください。
▼How Old-Fashioned Are Baby Boomer Shoppers?
ここでは、代表的な商品ジャンルの世代別の購買行動をご紹介しましょう。
購入前にインターネットで商品をリサーチし、購入は店舗で行なった消費者の割合
ミレニアル世代
ジェネレーションX
ベビーブーマー
シニア世代
これらの世代を順に(1)から(4)で表します。
・AV(音響・映像)機器
(1)(2)(3)(4)
58.0% 56.6% 46.0% 33.8%
・アパレル用品
(1)(2)(3)(4)
37.3% 30.5% 22.7% 18.2%
・「白モノ」家電
(1)(2)(3)(4)
29.4% 28.2% 22.2% 20.2%
・コスメ/ビューティ関連品
(1)(2)(3)(4)
21.7% 17.9% 10.7% 9.8%
・家具
(1)(2)(3)(4)
16.6% 14.2% 9.2% 6.9%
・スポーツ用品
(1)(2)(3)(4)
12.8% 14.0% 10.3% 6.8%
スポーツ用品以外は、
ここで挙げた商品ジャンルでは
すべての商品ジャンルで、
ミレニアル世代が
インターネットで商品をリサーチして、
店舗で商品を購入する割合が高いですね。
このことがわかっていれば、
自社で扱うどの商品が、
インターネットで購入前に
リサーチされる可能性が高く、
その商品の関連キーワードで検索した時に
自社のサイトが検索結果の上位に表示されれば、
購入意欲が高いミレニアル世代を
自社サイトに誘導することができます。
さらに、店舗経営もしているのであれば、
自社サイトを訪れたミレニアル世代向けに、
店舗で使うことできるクーポンを配布し、
店舗の来店率を高める仕組みを作ることで、
ネットと店舗を融合したビジネスの仕組みを作ることができます。
どの世代を対象にしたビジネスにフォーカスするのか?
どの検索キーワードで、見込み客を自社サイトに誘導するのか?
どのようにネットから店舗にお客様を誘導するのか?
店舗を訪れたお客様の購買率を上げるには、
どのような仕組みが必要になるのか?
このような購買行動のプロセスを意識した、
売れる仕組みを早く作りたいものですね。
このような流れの売れる仕組みを、
あなたも作ってみたいと思いませんか?
ぜひご相談くださいね。