特別企画:
皆さん、ホームページ検索の名人の中の名人を選ぶ大会「目指せ!鉄人への道」を知っていますか?
その大会の初代「検索の鉄人」の栄誉に輝いた関さんから、ホームページ検索のアドバイスを頂きました。なおかつ、今後このサイトの掲示板「カフェ・ラ・サーチ」で、皆さんのホームページ検索に関する質問にも答えてくださることになりました。ぜひ、このサイトにブックマークをつけ、「検索の鉄人」のノウハウを吸収してください。
● 「検索の鉄人」からのアドバイス:
(1)サーチエンジンの「Goo」の検索結果から目的のページに飛ぶときに、たまたま「Goo」がダウンしていて飛べないケースがあります。そんなときはブラウザをもう一枚立ちあげて直接URLをコピー&ペーストするといいですね。
(2)それからもう一つ。「Goo」の検索結果リストに他のサーチエンジンの検索結果リストのページが沢山出てきて非常に目障りです。こんなときは、「not キーワード検索」とか「not ヒット件数」とするとリストが奇麗になります。
(3)リンク集の探し方で裏技(^_^)を一つ。【7月8日追記】
gooやinfoseekでは「リンク先URL」を指定できますが、gooの場合は「追加機能」でキーワード欄をいくつでも増やすことができます。
そこで、あるテーマで定番といえるサイトをいくつかピックアップします。それらのURLをgooのキーワード欄にすべて入力して、検索の設定を「リンク先URL」とする
のです。
検索結果のリストはピックアップしたすべてのサイトにリンクしているページばか
り、というわけです。すなわち「リンク集」ですね。この方法、結構重宝しますよ。
この他にも関さんが紹介している検索ノウハウが、「鉄人に聞く」というサイトにもあります。「and」や「or」を使用して検索精度をあげる方法について、とても分かりやすく解説してあります。
◆ 関さんの個人サイト:「四軒丁(shikencho)」
http://www.shikencho.com/
98年4月末より、新サイトが始まりました。このサイトの「酒呑みのための検索力調査」は、なかなかユニークで、ロボット系のサーチエンジンの実力を「検索の鉄人」らしい視点から調査しています。意外にも4月26日時点では、「InfoNavigator」が一番良く、「Goo」が最下位でした。もっと「InfoNavigator」を使うことを考えたほうがよさそうですね。
● れいこさんからのアドバイス:
掲示板に投稿していただいた「れいこさん」の「英語のサーチはよくあるキーワードを刈り込みましょう」というメッセージをもとに、海外サーチエンジンの検索の仕方について、再度考えてみました。
れいこさんが指摘しているように、海外のサーチエンジンの検索時に「冠詞」、「前置詞」を入れてしまうと、膨大な数のホームページを検索してしまい、肝心なキーワードの存在がぼやけてしまい、希望しているサイトが検索結果に出てこない場合があります。
そのほかにも、キーワードとして半角で小文字を使うのか、大文字を使うのか、そしてこのコンビネーションなのかによっても検索結果が違ってきます。たとえば、「search」とするのか、「SEARCH」とするのか、それとも「Search」とするのかにより、サーチ結果に表示されるサイトに違いが出てくることが多いと思います。
サーチエンジンによっては、影響されない場合もあるのですが基本的には、すべて小文字でキーワードを書くほうがいいと思います。どのサーチエンジンも、小文字で検索した場合に、もっとも検索の対象とするサイトを多くするようにプログラムされているからです。
たとえば、このようなケースもあります。「Yahoo!」を使用する場合、このサーチエンジンは文字の書き方に影響されずに検索結果を表示するのですが、もし検索の対象となるサイトが見つからない場合、自動的に「AltaVista」の検索を実行するようにプログラムが組まれています。この「AltaVista」は、文字の書き方により別々の検索結果を表示するサーチエンジンであるため、小文字でキーワードを書いていない場合に影響がでるのです。
また、「Northern Light」の場合には、検索結果のサイト数に変化がないため、たとえば「Search」をキーワードにした時には、「search」をキーワードにした時と同じ検索結果数になります。ただし、上位には「Search」を多く使用しているサイトが占めるようにプログラムされています。つまり、サイトの検索結果数は同じだが、順位に影響するということです。
この他にも、複数形にするかどうかでも影響があります。たとえば、「search engine」「search engines」にするかで検索結果が違ってくるということです。ご自身でもいろいろ試してみてください。
● サーチテク:海外編
今までは、アメリカの「メタサーチ」といえば「Metacrawler」が一番使いやすかったのですが、その「Metacrawler」にも弱点がありました。それは、検索ツールである「ブーリアン(and, or, not, near)」が使用できなかったことです。しかし、今回紹介する「メタサーチ」では、そのブーリアンが使えるのです。これからは、いちいち各サーチエンジンに行って検索式を組まなくともよくなります。
◆ メタサーチ「Dogpile Search」
http://www.dogpile.com/
このメタサーチを使用した検索のケーススタディーは、「サーチテク:海外編」のトップページに紹介してありますので、参照してください。
ここでは、この「Dogpile Search」の使用方法について簡単に説明しておきます。
まず、このサーチの特徴は、自分の好きなサーチエンジンに優先順位をつけて検索が可能だということです。このサイトの左上に「Custom Search」という項があり、そのページで検索を実行するサーチエンジンの順番を自分で選択することができます。そして、検索窓では、ウェブサイトを対象に検索するのか、ニュースグループを対象に検索をするのか、それとも両方なのか等の選択が可能です。また、何秒間各サーチエンジンの検索結果を待つかの時間指定もすることができます。
そのうえ、海外サイトをよく検索する人にとって、とても役立つ機能があります。それは、「Dogpile Remote」といわれる新規ブラウザ画面を立ち上げて、たえずホームページ・サーフィンをしているときに、検索を行えるようにする検索窓のことです。今使っているブラウザ画面の裏に、この検索窓を置いておくと、いちいちサーチエンジンに行かなくとも、いつでも簡単に検索を実行することができるのです。
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