海外インターネットビジネス動向

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News Volume 102　２００４年１０月８日

検索エンジン利用者動向の把握がSEO対策＆PPC広告のポイント

検索エンジン最適化（SEO）は、ネットビジネスに必要不可欠です。ただ、このSEO対策を、単に検索結果の上位表示と認識しているだけでは不十分。Googleのアドワーズ広告やOvertureのスポンサードサーチというPPC（Pay Per Click）広告を利用するときにも、ビット料金や広告内容を気にするだけでは不十分。

それぞれで結果を出すためには、インターネットユーザーの検索エンジン利用動向を十分に知らなければならないのです。

しかし、検索エンジンを利用するインターネットユーザーの動向を、継続的に把握することは決してやさしくありません。日々の業務に追われていると、常に情報収集する時間がないことでしょう。さらに、インターネットに点在する膨大な情報の中から的確な情報収集を行なうテクニックを、身につけることも大変です。

その結果、多くの企業担当者は、絶対的な情報量が不足し、非効率なビジネス活動に陥りやすいのです。

●　SEO対策を行なうべきキーワード

たとえば、SEO対策を実施するケースについて考えてみましょう。

真っ先に思い浮かべるキーワードは、競合他社のネットビジネス担当者も同じように考え付きます。ということは、そのキーワードは、人気キーワードとなり、検索結果の上位表示を短期間に実施することがむずかしくなるのです。

しかし、本当にその人気キーワードで、上位表示することが必要なのでしょうか。

人気キーワードで上位表示することができれば、その方がベターです。しかし、そのことだけに固執する必要はありません。それは、見込み顧客が選定するキーワードは、必ずしも人気キーワードとは限らないからです。

確かに、人気キーワード以外の言葉で、検索エンジン最適化（SEO）を行なった場合、月間の訪問者数は決して多くありません。しかし、そのようなキーワード数を増やして、SEO対策を行なうことで、全体的な検索エンジン経由のサイト訪問者数を着実に伸ばすことができるのです。

それでは、どのようなキーワードで検索エンジン最適化（SEO）を考えればよいのでしょうか。

実は、米国の調査会社OneStat.comによると、もっとも多く利用される検索語数は2語。ネットビジネス関係者の多くが考える言葉は、ほとんどのケースで1語だったはずです。しかし、実際にユーザーが利用するキーワードは、複数の言葉を組合せることが圧倒的に多いのです。

このような情報を持っているか否かが、SEO対策を十分に実践できるかどうかを決定するのです。

●　SEO対策＆PPC広告対策で勝ち組みになるために

勝ち組企業になるためには、価値ある多くの情報の中から、次の一手を考え、ビジネス展開する必要があります。

SEO対策やPPC広告で競合他社に勝ちぬくためには、前述のように、インターネットユーザーの詳細な検索エンジン利用動向を知ることが重要なポイントなのです。複数語で対応するばかりではなく、検索エンジンの利用動向に関連する多くの情報から、SEO対策・PPC広告対策のための改善のヒントを見つけるのです。

たとえば、以下の点が理解できているか否かで、SEO対策・PPC広告の結果に大きな差が生まれます。

1. 探している情報が最初の検索結果ページで見つからない場合のユーザーの対応とは
2. 検索結果ページでサイトをクリックする基準とは
3. 検索エンジンを利用する理由とは
4. 閲覧する検索結果ページ数は？
5. 検索結果とスポンサーリンクの選択割合は？

検索エンジンの利用動向に日ごろから敏感となり、多くの貴重な情報を活用したビジネス展開を考えましょう。

先の５つの質問に対する回答は、以下のレポート「検索エンジン動向レポート１　データから読み解くインターネット&検索エンジン動向」で確認することができます。

本サイトを運営するAIMコンサルタンシーが、同レポートを執筆し、ネットアンドセキュリティ総研が販売を行なっています。一社でも多くのネットビジネスの改善に役立つことができましたら幸いです。

同レポートの目次は、以下のサイトでご確認ください。

■　検索エンジン動向レポート１　データから読み解くインターネット&検索エンジン動向

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