7月23日:「検索の鉄人」大会一次予選を終えて
すでに二次予選も始まっている「検索の鉄人」大会。この「ホームページ検索術」のサイトに来てくれている人のどのくらいが、一次予選に参加し、無事二次予選に挑戦しているのかな?まあ、あまり多くないかもしれないが、挑戦している人は、結構四苦八苦しているんじゃないかな?(笑)
今日は、自分の頭を整理する意味も込めて、一次予選の四つもあったラウンドを、ちょっとだけ振り返ることで「ホームページ検索」について改めて考えてみようと思う。
●「検索の鉄人」サイト
http://tetsujin.arena.ne.jp/
(このサイトに一次予選の問題と模範解答もあり)
まず、初代「検索の鉄人」の関さんの模範解答をみても分かるが、ホームページ検索をサーチエンジンで行うときに、そんなに手の込んだキーワード検索式(ブーリアンの「and」「or」「not」等)を使うことは極めて少ないということだ。
つまり、サーチエンジンの検索窓にキーワードをいくつか羅列するだけで、基本的には希望するようなサイトを見つけることができるのが、大半のサーチであるはずだ。「検索の鉄人」大会では、基本的にサーチエンジンの「Goo」を使うのを前提にしているので、この場合には「すべての語を含む」を検索する方法として選んでおけば間違いがないであろう。<もちろん例外はあるよ。(^_^)
そうすると、検索するために自分で考えるキーワードが的確かどうかで、かなり検索結果が違ってくるよね。この大会の問題でも、問題中にある単語をキーワードとして使うだけの時は、それほどてこずらずに正解を見つけられるけど、そうではなくて同義語などを考えて検索しなければいけないときには、苦労してしまったなあ。
たとえば、ラウンド2の問題6。これは、「日本初の切手をデザインした人物は誰?」という問題であるが、キーワードとして、「切手」「初」「デザイン」として「すべての語を含む」を選択して検索しても全然正解を得られない。イヤー、本当にこれにはボクも時間をかけてしまった。しばらく苦労してから、切手の場合デザインというのではなく「図案」「図柄」「意匠」という言い方をするのだと気づいてからは、関さんの模範解答にあるように、「ブーリアン」で検索式を下記のように作って正解へ行けたんだよな。こういうキーワードの選び方の訓練は、6月の「今月のサーチテク&サイト」に紹介した「シーソラス活用検索」サイトでやるといいだろうなあ。
切手 and 初 and (デザイン or 図案 or 図柄 or 意匠)
こういうように、最初に浮かんだ単語で検索して上手くいかないときは、深呼吸でもしてキーワードを改めて落ち着いて考えられるようになればいいんだろうなあ。ボキャブラリーを増やすには、やっぱり読書も効果的?
P.S. 先月の日記で書いた、Hotbotの「このカテゴリーなかなかですね」ボタンを押してくださった方、ありがとうございました。意外に多くの方が海外検索サービスに関心があったので驚きました。これからもよろしく。(^_^)
そこで今回のボタンは、こんな感じです。
マスターが喜ぶので、押してください。空メールがマスターに届きます。
[ホームページ検索術のホームへ]
[6月の日記へ:HotBotの新機能]
[8月の日記へ:外来語の検索]