長音あり | 長音なし |
サーバー(138,140) | サーバ(170,705) |
コンピューター(86,464) | コンピュータ(323,903) |
まずは音をのばす記号を入れるか、入れないかである。こういうのは、どのような語を選ぶかにより結果もちがうだろうが、今回はこんな視点もあるという参考程度に読んで欲しい。括弧の中の数字は、検索エンジンの「Goo」で検索した結果、対象となったサイト数である。
この長音に関しては、入れない方が概して検索結果が多くなっている。最初から入れない単語を選択しておけば、長音が入っている単語も同時に検索してくれるだろう、と思いがちであるが、この例のように検索結果が多く出てくる場合には、全然違うサイトが上位に来ている。
一般的に検索する場合、多くのサイトの中から、その対象を絞り込んだ方が欲しい情報を得やすいので、「長音記号の有無」では、最初は「長音記号なし」で検索を始め、「長音記号あり」の場合も後で試してみてはどうだろう。
違い2: 発音のFとHの違い
F音を含む | H音を含む |
テレフォン(7,615) | テレホン(16,738) |
フィレ肉(571) | ヒレ肉(655) |
この場合は、それほどの違いはないが、「H音を含む」場合の方が書きやすいこともあり、多少多いであろうか。
違い3: 促音(ッ)の有無
促音を含まない | 促音を含む |
ウェブ(42,627) | ウェッブ(5,207) |
カプラー(571) | カップラー(655) |
ファクス(14,118) | ファックス(31,091) |
今回の例として選んだ「ファックス」は、促音を含む場合がトータルとしては多かったが、最近雑誌等を読むと、次第に促音を含まない「ファクス」が多くなってきているように感じる。この促音を含まない単語表記が最近の流れのような気がするが、皆さんはどう思います?
違い4: 「イ」と「ー」の違い
「イ」と書く場合 | 「ー」とのばす場合 |
レインコート(1,083) | レーンコート(5) |
メイル(29,864) | メール(890,661) |
この場合には、まったく単語によって結果数が違っている。その時々で、「イ」とするか「ー」とのばすかの判断をされたし。
違い5: 「チ」と「ティ」の違い
「チ」と書く場合 | 「ティ」と書く場合 |
スチール(12,273) | スティール(2,483) |
モチベーション(2,452) | モティベーション(250) |
プラスチック(35,483) | プラスティック(3,201) |
このケースでは、「チ」と表記するほうが圧倒的に検索結果が多くなる。
違い6: 発音のBとVの違い
B音を含む | V音を含む |
バイオリン(10,843) | ヴァイオリン(7,037) |
ベール(8,836) | ヴェール(1,241) |
ボリューム(26,084) | ヴォリューム(587) |
この場合は、「B音を含む」ときの方が、検索結果が多くなっている。日本人には発音しにくい「V音」を、カタカナでも表記しないということであろうか?
以上、6種類の外来語表記の違いと、検索エンジンの結果の違いについてみてきたが、こうやって改めて書いてみると頭の中が整理できていいものですね。そう思いません、皆さん。(^_^)
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