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みんなが知らない数値化講座(3)



■ 第三回: Web分析(アクセス解析)ツールの選び方10ヶ条


●何はなくともWeb分析(アクセス解析)ツール

 この講座の第1回では、ネットビジネスの体系化・数値化・実践ノウハウの構築という全体的な流れについて解説しました。第2回では、サイト運営の目的の明確化と目標設定の大切さについて説明しました。これら大枠を理解した上で、自社のサイト運営の目的や目標に照らした数値化を実際に行なうことになります。その時に重要となるのが、サイトの現状分析(アクセス解析)を行なうツールの選択です

 アクセス解析分析ツールの種類はさまざまです。代表的なところでは、市販の高機能アクセス解析ソフトや、レンタルサーバーが利用者に提供しているアクセス解析機能、あるいはアクセス解析ASPや、フリーウェアやシェアウェアのアクセス解析CGIなどが挙げられるでしょう。また、どのツールをどの程度利用しているかは会社によってまちまちだと思います。

 では、まず以下の質問に答えてみてください。

1.現在利用しているツールはあるか?
2.現在利用しているツールで必要な情報をすべて得ることができるか?
3.不足している情報を得るために、新たなツールを導入する予算はあるか?


●何を目的に、何を基準にしてWeb分析(アクセス解析)ツール選ぶか?

 数値化を考えるにあたっては、まずサイト運営の目的に照らして現状のツールで十分な情報収集が出来ているかを問い直す必要があります。次に、これからのネットビジネス展開プランも考え合わせながら、どの程度詳細な情報を収集するべきかを検討する必要があります。

 一言で情報収集と言っても、当事者の立場によって必要な情報は異なります。商品の売上増を目的とするオンラインショップ一つをとっても、それぞれの立場によって関心のある事柄が異なるのです。経営者なら一日の訪問者数売上高を、サイト運営責任者ならコンバージョンレート(購買率)や訪問者の滞在時間を、マーケッターなら広告キャンペーンの効果訪問経路を、デザイナーならページビューナビゲーション分析を、というように。

 しかも、これらの情報は、無料のCGIで手に入るものから、有料のツールを利用しなければ手に入らないものまで、必要とするアプローチが異なります。

 それでは、自社のサイト運営の目的に照らして、どのような基準でWeb分析(アクセス解析)ツールを選べば良いのでしょうか? では、ここで、選択にあたって参考とすべきポイントを10項目に整理して解説してみましょう。


●同じようでも実はこんなに違う!Web分析(アクセス解析)ツールの選び方10ヶ条

1.収集可能なデータは?

無料版であれば、提供されるデータにあまり差はありません。有料のツールになると、開発者ごとにさまざまな特徴があります。各社のサイトで、どのようなデータ収集が可能かを確認してください。検索エンジンで「ログ解析」などのキーワードで検索すると、各種のツールについて情報を得ることができるでしょう。


2.予算と必要な機能のバランスは?

精度の高い詳細なサイト分析ができるのが理想ですが、予算との兼ね合いもあります。どの程度の機能まで導入することが適当か考えてみましょう。また、パッケージソフトの購入であれば一時的な出費となりますが、ASPの多くは月額契約制をとっています。将来必要になるであろう機能も考慮して検討してください。


3.設置条件は?

レンタルサーバーの利用条件や、自社サイトのデザインとシステムの構成によっては、希望するツールが利用できなかったり、詳細なデータ収集ができない場合があります。事前に設置条件を確認しましょう。

4.導入しやすさは?

システムに詳しいスタッフがいない会社の場合、ツールの設置方法の難易度によっては、スムーズに運用にこぎつけることが難しくなります。設置にどの程度の専門知識が必要か確認してください。


5.パッケージソフトか、ASPか?

パッケージソフトを購入して自前で分析を行なうアプローチと、ASP会社という第三者を活用するアプローチと、どちらにメリットがあるか検討しましょう。例えば、ログ解析の対象にしたいWebページの数の多少。あるいは、Cookieの取り扱いなど、サイト分析ASP会社と自社のプライバシーポリシーの違いについても配慮が必要です。


6.ツールの信頼性は?

とくにASPを採用するにあたっては、安定したサービス提供が行なわれているかどうか気になるところでしょう。ASPサービスを利用する場合、自社サイトのページにHTMLタグを挿入するだけで済むケースが多く、たしかに簡単で良いのですが、ASPサービスのサーバーがダウンした場合にはデータ収集を行なうことが出来なくなってしまいます。


7.情報のアップデート頻度は?

とくにASPの場合、サーバーの安定稼動を保証する目的上、最新データとして確認できる情報が実は前日のデータであるということがあります。ビジネスの種類によっては、インターネットでの販促キャンペーンの効果測定を頻繁に行なって、リアルタイムに状況を分析する必要がある場合もあるでしょう。こうした企業には、リアルタイムにデータをアップデートしているツールをお勧めします。


8.データの見やすさは?

最近の有料ツールは、グラフを利用した見やすいデータ表示になっています。中には、利用者のサイトとまったく同じデザインの画面を表示し、その画面内のリンク箇所のクリック数やクリック率がどのくらいであるかを、そのリンク箇所付近に追加表示するという、見やすさにこだわったツールも登場しています。こうした見やすさと機能の充実度のバランスを確認してください。


9.データ加工の自由度は?

週単位や月単位などの規定のタイムフレームだけではなく、自社が行なった広告キャンペーンの期間中のデータだけを抜き出して分析したいという場合も多いはずです。そうしたニーズに対応できる機能があるかどうかなど、必要に応じてどの程度まで自由度の高いデータ加工ができるか確認してください。


10.カスタマーサポートの充実度は?

サイト分析には多分に新しい技術が関わっているため、テクニカルサポートが必要なケースが頻繁にあります。サポート時間や対応方法について確認しましょう。



 ネットビジネスの数値化は、利用するアクセス解析ツールにかなりの影響を受けます。ネットビジネスに本格的に取り組むのであれば、必要十分に高機能のツールを利用し、効率的に売上増などの目的を達成するためのインフラ作りを行ないたいものです。



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 ■筆者紹介
   AIMコンサルタンシー http://www.aimnow.com/
    代表:舘谷浩司(米国ジョージワシントン大学MBA)

   MBA的な発想法を取り入れて、ネットビジネスの売上倍増を実現させる
  コンサルティングファームの代表。著書に『図解インターネットビジネスが
  よくわかる』(中経出版)があり、執筆・講演・メルマガ発行を積極的に
  行なっている。

   オンラインショップ向けに『ネットビジネスの成功を保証するMBA的発想
  法』という無料レポートも提供中。お申し込みは下記のサイトにて。

    → http://www.aimnow.com/GEST/GEST9706.HTM
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ドラゴンフィールド社」が発行するメールマガジン「週刊e-Rport」に連載記事を執筆。
その内容をAIMのサイトでも公開しています。



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