検索エンジン対策 検索エンジン対策
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検索エンジン対策編
数値化講座(7)−検索エンジン関係の数値化



■ 第七回: 検索エンジンに関する数値化7つの基本項目


前回のコラムで解説した「経路分析」では、インターネットユーザーが自社サイトを訪れるきっかけとなる「入口ページ」の重要性について解説しました。今回は、その中でも特に検索エンジンに的を絞って考えていきましょう。

・前回のバックナンバー
 http://www.aimnow.com/STRG/STRG0309_1.HTM


●検索エンジンに関する数値化7つの基本項目


最近「検索エンジン最適化(SEO)」や「ペイ・パー・クリック広告(PPC広告:Googleのアドワーズ広告やOvertureのスポンサードサーチ)」という言葉を見聞きする機会が増えています。事実、サイトを訪れるユーザーの多くは検索エンジン経由となっています。

そうは言っても、検索エンジンから訪れるユーザーを漠然と見ているWebマスターもまだまだ多いようです。アクセス解析ツールを使いながら、検索エンジンに関連した数値の現状をしっかりと把握すれば、自社サイトの入り口となる検索エンジンに対して積極的に手を打っていくことができるのです。

検索エンジンに関する数値化では、次の7つの項目が基本となります。


▼検索エンジンに関する数値化7つの基本項目

  1. 検索エンジンからの訪問者数
  2. 検索エンジンからの訪問者比率
  3. 検索エンジン別訪問者数
  4. 検索エンジン別訪問者比率
  5. 検索キーワードの訪問者数ランキング
  6. 検索キーワード別検索結果順位
  7. 検索キーワード別コンバージョンレート

では、これら基本7項目について考えてみましょう。



●検索エンジンからの訪問者を分析


2003年4月に行われたYahoo! Japanの調査では、インターネットユーザーの80%がWebサイトを知るきっかけになったものとして「インターネットの検索サービス」と回答しています。


・第13回Webユーザー・アンケート http://docs.yahoo.co.jp/info/research/wua/200304/page14.html


これだけ多くのインターネットユーザーが検索エンジン経由で新たなサイトを訪れているというのです。では、実際にあなたのサイトではどうなのでしょうか?

まずは、基本項目1〜2、サイト全体の訪問者数に占める「検索エンジン経由の訪問者数と比率」を確認してみましょう。

さらに、基本項目3〜4「検索エンジンごとの訪問者数と比率」も計算してみましょう。例えば2003年2月から3月にかけて行なわれた日経ネットナビの調査では、「よく使う検索エンジン」の第1位がGoogleで69%、2位がYahoo!Japanで68%、3位がgooで33%となっています(複数回答)。


・検索エンジン利用実態調査  http://netnavi.nikkeibp.co.jp/research/rslt11.shtml


仮に、ユーザーに人気の高い検索エンジンから自社サイトへの訪問比率が低ければ、その検索エンジンへの対策が不十分であることが分かります。



●「検索キーワード」と「検索結果順位」


全体的な傾向ばかりでなく、検索エンジン経由の個別の動向を確認することも重要です。ポイントは基本項目5〜6「検索キーワードと検索結果順位」。この2つの要素から訪問者数を記録し、データとして残します。

まず、「検索キーワード」では、訪問者の多い順に、人気キーワードのリストを作ります。上位に並んだキーワードは何でしょうか? また、これらはなぜ多くのユーザーを自社サイトに誘導できたのでしょうか? その要因を調査することが、今後も引き続き多くの訪問者を誘導できるかどうかのポイントになります。

その判断基準のひとつが「検索結果順位」です。検索エンジンによる検索結果の上位に表示されているから訪問者が多いのでしょうか? それほど上位に表示されていない場合は、ユーザーに検索される回数自体が多いために自ずと訪問者が多くなるのでしょうか? ある程度の要因をつかむことができるはずです。

自社にとって有効な検索キーワードは何か? そして、そのキーワードの検索結果におけるランキングは何位か? これらのデータを残し、推移を調査することによって効果測定ができるのです。



●「検索キーワード」を「売れるキーワード」に


こうした集客における効果測定ばかりでなく、購買における効果測定も有効です。つまり、基本項目7「検索キーワード別のコンバージョンレート」を記録しておくことも大切なのです。

このコンバージョンレートと検索キーワードの関係を調べると、どのような種類の言葉がサイトに含まれていれば販売に結び付きやすいのか、その傾向がわかってきます。自社で扱う商品・サービスに即した「売れるキーワード」。それを見つけることがWebサイト運営者の腕の見せどころなのです。

このように、検索エンジンに的を絞っただけでも、さまざまな数値化が可能です。数値化を行い、問題点を発見し、改善していく。この流れを身に付けることがいかに重要か、これはきっと数値化を本格的に実施した企業だけが実感できるものなのです。


本コラムは、「週刊e-Rport」に執筆した連載記事を転載。
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 ■筆者紹介
   AIMコンサルタンシー http://www.aimnow.com/
    代表:舘谷浩司(米国ジョージワシントン大学MBA)

   MBA的な発想法を取り入れて、ネットビジネスの売上倍増を実現させる
  コンサルティングファームの代表。著書に『図解インターネットビジネスが
  よくわかる』(中経出版)があり、執筆・講演・メルマガ発行を積極的に
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